お金はもとから自然の中にあった訳ではない価値観です。動物たちは金を持っていないのに生きられるということに対し人間は金がないと生きることが出来ないと言う程、このお金に命を縛られていると言っても過言ではありません。


●人間は楽を手に入れるためにお金を作った

人間は等価交換をもっと手軽で簡単なものにするために金を作りました。
田畑を持っていて野菜は作れるが動物を狩ることが出来ないという人間は、昔直接野菜を持ち歩いて肉と交換をしてもらっていました。魚を釣ることは出来るけど家を作ることが出来ないという人間も、家を作ってもらう代わりに魚を釣って届けていたのです。しかし自分が交換したいものを常に持ち歩くとなると鮮度が悪くなったり季節によって育たなかったりなど色々と悪い条件が重なります。そこで自分が持っているものと同じ価値を持つお金を作りその金を欲しいものと交換することで、後からそのお金をまた別のものに交換出来るという仕組みを作ったのです。


●本能の向かう方向について

人間が金を手に入れることに対して執着心を抱く心理には色々なものがありますが、一番大きな理由は命にかかわるからということです。金で住む場所を得て金で食べ物を得る人間にとって、金という存在はとても重要で大切なものになっています。

お金を借りるまでして金に対して執着する人間はがめついという印象が一般的になっていますが、それは生きるという本能に忠実であるとも言えるのです。